今日は弊社のブログでは珍しく整備の事を書きたいと思います
整備といっても、プロが悩んでしまうようなマニアックな整備ではなく
一般のお客様がよく出くわすであろう軽自動車の故障を書きます
(そうなんです、弊社は鈑金塗装がメインではありますがちゃんと国の特定整備認証を受けた自動車整備工場です)
車検も一般整備ももちろん販売もやってるよ!
故障してしまったのはブログ題名にも書いたダイハツタントカスタム L375S
人気のある軽自動車でありタントとしては2代目で2007年~2013年の間に作られていたモデルです
こちらのお客様から電話をもらった時はこんな感じでした↓
「社長ぉ~車がガタガタいって怖い~止まっちゃいそう~( ;∀;))」
朝の出勤時には何ともなく、帰宅するときエンジンかけたらいつもよりエンジン音が大きく振動もあり、アクセル踏んでもパワーが出ないとのこと
こんなことを経験したことのある方も多いのではないでしょうか
代車を積載車に積み引き取りに伺いました
早速チェック
メーターパネルにはこんな警告灯が点灯しておりました
これはエンジンチェックランプ
走行距離も7万キロ近く、我々から言わせてもらうとよくある故障です
OBDⅡ故障診断機を使って測定
EFIに故障コードを検知しました
EFIとはダイハツのエンジンが燃焼に必要な燃料を電子制御によって噴射供給する装置のこと
さらに深堀すると
失火を検知
エンジン内の燃焼室でしっかりと爆発燃焼が起きていないことを意味します
このタントに積まれているKF型エンジンは3気筒、そのうち1気筒が失火しています
このスパークプラグが不良でした
右が今までのスパークプラグで左が新品のスパークプラグ
ちなみにスパークプラグとはエンジン内部の燃焼式内燃機関において混合気に点火する装置。電気的に火花(スパーク)を発生させるもの
さらに調べたところイグニッションコイルにも異常が認められました
イグニッションコイルは火花点火内燃機関の点火プラグで放電するための高電圧を作り出す変圧器であり、スパークプラグと直結しているもの
整備記録簿など、過去にスパークプラグやイグニッションコイルを交換した履歴はなく、1気筒だけ直してもすぐに他の2気筒が同じ故障を起こす恐れもある為お客様に説明し3気筒分すべて交換させてもらいました
交換後、再度OBDⅡ故障診断機を使って測定
今度はEFI故障コードは検知せずエンジンチェックランプ警告灯も消えました
試乗テストして修理完了
お客様には
「良かったぁ~元通りぃ~」
と喜んでいただき帰っていただきました
数多くある自動車修理工場の中からいつも弊社を使っていただいているこちらのタントカスタムのオーナーのS様
ありがとうございました
今日も1日に感謝
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