弥助鮨!口八丁手八丁な素敵なお寿司屋さん

2020/05/05 社長のぼやき

今日は私がたま~にお邪魔するお寿司屋さん、甲府市太田町の弥助鮨を紹介します。

お寿司と言えばまず回転寿司チェーン店を思い浮かべる人の方が圧倒的に多い、などというアンケート結果がある、なんて記事を以前読んだことがあります。
確かにそうかもしれませんね、スシロー、かっぱ寿司、くら寿司、徳兵衛、はま寿司、などなど今回転すしチェーン店はどこの町へ行っても必ずと言っていいほどありますよね。しかも一等地に大きな看板で建っている場合がほとんど。
我々が子供の頃は、お寿司という食べ物は高級品で年に何度か、特別な日くらいにしか食べられませんでした。
しかも出前で頼むことがほとんど、お寿司屋さんの店内に入っていくということが敷居高く感じた時代でした。
(それはある意味今でもそうですが、、)

 

敷居が低く回転すしチェーン店というのは手軽にリーズナブルにお寿司が味わえそれはそれでいいことだと思います。
また数年前に比べ回転寿司もネタが良くなっているのか数段美味しくなってきております。
ちなみに回転寿司では私はスシローが一番好きです。

それゆえ、今現在生き残っている一般のお寿司屋さんは大変な戦国時代だと思います。
高価な仕入れに対応でき当然回転寿司チェーン店よりコスト高になるお寿司に納得して喜んでもらわなければお客さんは来ません。

そしてブログタイトルにもなっている弥助鮨ですが昭和38年創業の老舗のお寿司屋さんです。
昭和38年というと57年?すげぇ~、ちなみにウチの会社はまだ18年です(笑)

地元テレビ局の取材も受けるなどしている地域密着の人気店です。

そのTV局の紹介Webがこちら

 

そこの現在の大将の水澤さんですが、まさに腕が立ち、口も立ち、美味しいお寿司を提供してくれるだけでなく会話やパフォーマンスでもお客さんを楽しい気分にさせてくれる本物の口八丁手八丁職人です。
また一緒にお店を運営している奥さんの人柄もよくいつもお店は大盛況です。

(口八丁手八丁とは「あいつは口も達者でやることも達者で、、」などと悪い意味でつかわれる場合もありますが、私はもちろんいい意味で使ってます。)
広辞苑でみると「ものを言うことも何かをすることも達者なこと」と書かれております。
やることしっかりやりながらその説明もしっかりできるってこと。また言ったことを責任もってしっかりとやってくれるってこと。
素晴らしい、ほんと職人に求められる資質は口八丁手八丁にあると言ってもいいと思います。

(業界は違いますが私も鈑金塗装職人のはしくれとしてこの弥助鮨大将の水澤さんの仕事ぶりは見習うものがあります。)

そんな弥助鮨ですが昨今のコロナの影響で営業自粛要請などがありいつもどおりパンパンにお客をお店に入れてしまうわけにはいかず営業時間短縮なうえお楽しみカウンターは使用せず、ウイルス対策に充分に配慮しながら完全予約制で営業されております。

昨日約2カ月ぶりにお邪魔してまいりました。

入り口では消毒液完備されており座る席にも制限を設けています。

こちらが大将の水澤さん、カメラを向けられているのがわかれば必ず変顔しますので今回は盗撮です(笑)

出前以外にテイクアウトできるGW専用メニューはこちら。

こちらのメニューの中から、まぐろアボカド、白イカゲソ焼きの塩味、またメニューには無かったのですが「カズさんタラの芽の天ぷらが美味しいよ!」と奥様の口八丁に乗せられて注文!
(う~ん、本当においしい、正直タラの芽の天ぷら、そんなに好きではなかったのですが好きになりました!今回も手八丁にやれらました!(笑))

そしてメインの上寿司!
(ここの大将の握るお寿司はもちろん素材もイイもの使っているのでしょうがネタの上に細かい包丁の切込みが入っており、食べたときシャリの崩れるタイミングとネタが旨くとろけ合いナイスなハーモニーを演出してくれます。正直、何貫でも食べられるくらいうまいです!)

以前、弊社のお客様と伺った時の事
カウンターにて大将と楽しくお話ししながらお勧め料理を楽しんでおりました。
カズさん、そろそろお寿司出していいですかぁ~?と聞かれ、
そうだね、お願いします。とお願いした後、、

口八丁手八丁な大将がなんか口数少なく黙々とお寿司を握っていると思いきや
(もちろんいつも黙々と寿司握ってくれているのですが、なんかいつもと様子が違ったのです)
ヘイ、おまちー!と大将の声と一緒に出てきたのがこのお寿司

パッと見わからないと思いますがその場にいた私たちは大爆笑です。
手のひらに載っている醤油皿にミニミニなお寿司一人前を握って出してくれたのです。(笑)
しかもこんな感じで!
(大将の手の上のエビ一貫と比べてみてもこの大きさ、シャリもしっかり握られておりまさに芸術の域です。)

当時私も自分の手のひらで写真を撮ってインスタに載せさせてもらいました。

(このようにただお寿司や料理を提供するだけでなく、お客さんをトークやパフォーマンスでも楽しませてくれるお店です。)
以前大将とこんな話をしたことがあります。

俺:巨大化してシェアも伸ばしている回転寿司チェーン店って大将はどう思うの?
大将:いいんじゃないですか?寿司の裾野を広げてくれる意味では
俺:メニューは?サラダとか天ぷらとか肉のせたり、今までのお寿司にはないもの出すじゃない
大将:寿司としては邪道っていう人もいるかもだけどそれを食べて喜ぶお客さんがいるから出すわけでしょ?お客さんが喜んでくれるものを出すのが寿司職人なんで考え方は参考になりますよ、ただ同じやり方はできないので自分なりのやり方でお客さんが喜んでくれるものを考えていきますよ。


こんなことを言っておりました。
現状に満足せず、時代相応に弥助鮨ブランドをさらに進化させて行くという事だと理解しています。
今はコロナの影響で制限営業されておりますが早く終息し通常営業に戻ってほしいと切に願うお店の一つです。
(皆様、私の口八丁に乗せられて是非一度この弥助鮨へ行ってみてください。絶対に期待を裏切らないお店です。)

今回紹介したお店

弥助鮨
山梨県甲府市太田町30-15
TEL:055-237-3251

 

今日も一日に感謝

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