令和になってからロクな事がないが前向きに行ってみようと思う

2020/05/29 社長のぼやき

「令和」の時代になって1年と1ヶ月経ちました。
気がつくと俺も49歳(早生まれなので同級生はどんどん50歳の扉を開けています)


俺にとっては昭和、平成、令和と3つ目の年号


子どもの頃から若いころなど良く目上の人から「俺がお前らくらいの頃には、、」なんて言われたもので、

 

そういうことを言うようになったらジジイだ!と勝手に決めつけておりました。


ふと自分で考えてみると今俺は部下や組織の若い人たちなどに
 

 「俺がお前くらいの頃には、、」

わ~、、、連発してんじゃん、、、はい、ジジイになりました。(笑)


いつの間に意識せず見事にこんなジジイになっているので少し年号と共に振り返ってみたいと思う。


「いや、違うんじゃない?俺はそうは思わないよ!」

 

なんて人もいるかもしれませんが、あくまでも俺が個人的に思う年号と時代の振り返りです。
 

 


西暦では1989年の事、昭和が終わったのが俺が高校三年生の冬、卒業が平成元年三月だったため高卒で働きはじめた俺はにとっては昭和時代は学生時代。


俺は昭和時代63年(64年は平成元年)の歴史の中で最後の18年しか生きていない。
俺のじいちゃんは戦死しており、俺が生まれたのは戦争が終わって26年後だから、子供の頃は戦争の話をしてくれる大人がたくさんいた。
俺の思う昭和の時代とは、目立つこと自体がまるで悪いことをしている的な感じもあったように思う。
みんなと足並みをそろえる、目立つ行動をしない、贅沢をせず質素な暮らしをする事が美化され、自分の納得できないことがあっても辛抱強く我慢する。


それが素晴らしい人間像とされ、そういう人間になろうと努力をすることが良しとされていた。
そして個性がないとされ、個性を出そうと思えば押さえつけられた。
 

大企業、たくさん人のいる組織が優良とされていた、一生懸命勉強して良い学校に行き、大企業に勤めて退職するまで働き続ける。


それが人生に成功する生き方、正しい生き方と教えられてきた。


情報は個人が発信することは困難で、テレビ、新聞、雑誌などから一方的に与えられる情報が正しいとされてきた。
組織も個人の意思も大きなものに巻かれることが間違いないとされてきた。
同時に日本は高度経済成長を果たし世界で胸を張れる経済大国になった。


しかし何か閉塞感やストレスを若者が持っていたのも間違いない時代。それが、昭和。
 

平成の時代になり、バブルははじけ、大企業も倒産してしまう事を知る。
法整備もされないままWindowsの登場と同時にインターネットバブル到来、昭和時代後期からささやかれていた情報化社会にさらに拍車がかかる。

IT企業家やベンチャー企業家などが目立つようになり、ホリエモンなどの登場により日本中で起業家ブームの風が吹く。


彼等が大成功を掴み、時代の風雲児が沢山生まれ、昭和で美化されてきた我慢強い人達が何もできない中、インターネットを味方に自己表現や自己アピールをする変人と呼ばれる人種も出てきて認知され、変人と呼ばれる総理大臣まで誕生した。


昭和世代が苦手な自己表現をミクシー、ツイッター、フェイスブック、インスタ、ブログ、などで発信し主張しない権利は認められない、我慢している人間は馬鹿、とまでいう企業家も出てきた。


個の力、なんて言葉が出てきたのもこの時代。


目立つことを嫌う日本人気質がインターネットなど通じて自由に発言することに抵抗も批判もなくなってきた。


そして昭和にはそれが正しいと信じられてきたことのメッキがはがれ、何が正しいのかがわからなくなってきた時代それが、平成。

 

 

令和はまだ一年しか経っていないけどどんな時代になるだろうか?
平成時代後期に我々の生活に定着したインターネットとスマホ、そしてユーチューバーなんて職業も認知されるようになりました。
企業広告掲載数もテレビをインターネットが抜き、個人が、自由に自分の情報や意思を表現し個性を出しやすい時代になっていると思う。

上でも書いたが昭和にはテレビ、新聞、雑誌などから一方的に与えられる情報が正しいとされてきた。

商売的に言えば、商品を一つ買うにしても、大企業が作るものは良い物、という概念がなくなり、小さな会社や個人が作ったものでも、レビューや口コミ、掲示板などの評価をみて自分が良いと思える商品を見つけ買える時代。

大企業だから安心、とか老舗だから安心、とか終身雇用なんて言葉は平成の終わりにヒビが入っている。


ネットからすぐにでも情報を拾える時代に、多様化したマニアックな注文に答えることが出来るプロが支持される時代で、それはたくさんの隙間産業を作ることにもつながると思う。


だから我々零細企業にもチャンスがある、と思いたい。

 

みんなと同じことをするのが決して正解ではない。

 

しがらみに縛られず思いついたことをコストを掛けずに零細企業であっても、SNSやブログ、YouTubeなどで、情報発信が出来る。


商品によっては日本中、世界中が商売相手になるかもしれない。


ボーっとしているとすぐに時代の流れに置いて行かれる危機感もあるが零細企業らしく今まで以上スピード感をもって会社としての強みと個性を伸ばすことに精進したいと思う。

正直個人的な意見だが令和になってからロクな事がない、しかも今年はコロナウイルスのおかげで世界中が閉塞感に包まれている。


いずれは日本史や世界史の教科書にも載るであろう今のこの世界恐慌、笑って思い返せる日が来る令和時代になってくれることを願います。

思いついたことをやたらと言葉並べただけだけど、なんか思ったより真面目なブログになっちゃったな(笑)

零細企業の情報発信についてもう少し書きますが自分に出来ることはやっていこうと思い昨年よりこのブログも始めました。
多い時では一日で100カウント以上一週間で1500カウント以上も見に来ていただけております。
こんな山梨の田舎の車屋のおっちゃんのブログを読んでいただき感謝の気持ちでいっぱいです。
最近ではHPやブログを通じご来店のお客様も増えてきております。


本当にありがとうございます。


今後も自分らしく、車には全く関係ないボヤキも連発しながら少しでも皆様のカーライフの為になる情報発信を続けていきたいと思います。

今日も一日に感謝

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