本当にあった怖い話(真っ赤に染まった男に追いかけられた心霊トンネル)

2023/08/23 社長のぼやき

残暑も厳しいですね

皆様いかがお過ごしですか?

毎年のことですが夏になると心霊番組や怖い話などを取り上げた番組が多いですね

YouTubeなどでもそんな動画が多く取り上げられてつい目に入ってしまう

ってことでそんな時期的な流行りに乗って私も一つ過去に経験した、本当にあった怖い話、を紹介しようと思う

そう、ブログの題名にも書いてある

心霊トンネルの中で真っ赤に染まった男に追いかけられた 話である

少し長くなるかもしれないが本当に体験した恐ろしい話なので是非最後まで読んでいただきたい

もう30年以上も前の話だが俺が19歳くらいの頃の話

山梨県にもいくつかの有名な心霊スポットがあり旧御坂トンネルという結構有名なトンネルがある

心霊スポットとして記事やYouTubeが上がっているような場所






この場所には天下茶屋という有名なお店があり、過去には、太宰治が滞在して、「富士には月見草がよく似合う」と『富嶽百景』の中で述べております

天気の良い昼間にこの場所から見る富士山や河口湖はホント絶景で、休日などは観光客やカメラマンでにぎわっております

(千円札の裏側に印刷されている富士山はこの場所からの富士山だと言われている)

そんな天下茶屋に隣接しているように掘られている旧御坂トンネルですが、若いころの俺たちは仲間が集まって車に乗れば意味もなくドライブを繰り返してた

そして夏になれば必ずと言っていいほど心霊スポット巡りをしていた

青木ヶ原樹海や花魁渕など全国的にも有名な心霊スポットのある山梨県ですがこの日は旧御坂トンネルへ向かった

同級生の仲間5人でY君のマークⅡに乗り込み旧御坂トンネルへ向かった

その中で右の後部座席にはTくんが乗っていた

(ちなみに俺は助手席に乗っていた)

Tくんはもともとこういうことが苦手なタイプであり、ドライブ中に急遽決まった旧御坂トンネル巡りにも反対をしていた

「よせ~、あんなところへ行くのやめちゃ~、憑りつかれたらどうするだぁ~?」

「俺の知り合いがあそこでマジヤバいもん見たらしい~」


そう、あの頃心霊番組などでも取り上げられたこともある旧御坂トンネルには数々の噂があった

・御坂峠をツーリング中に事故死した首無しライダーが出る
・白装束の女性の霊がトンネルの中に現れる
・トンネルを作っていた時の事故死した作業員の霊が出る

などなど

Tくんは車内で行きたくない理由を連発していた、しかしYくんの運転する車に乗っているため一人で帰るわけにもいかず

心霊話で盛り上がっている我々の雰囲気にのまれあきらめたように黙った

我々はいつもこのような時に反対をするTくんに少しでも楽しんでもらおうと実はこの日サプライズを考えていた

(なんて友達思いな仲間なんだ)

そんなことで車を走らせること約4.50分、御坂町側から峠道を登っていった俺たちはトンネル入り口へ到着した

トンネルを抜ければそこには天下茶屋がある

今は小さな蛍光灯が何本かトンネル天井に取り付けられているが、当時は電灯など一つもなく、本当に真っ暗な狭いトンネルだった

(幽霊からしたら超スウィートトルームに違いない)

しかも山の頂上にあるこのトンネルは真ん中が一番高く、緩い登り坂から中間点を超えれば下り坂になり、角度的に入り口から出口が確認できない

真っ暗な闇にそのまま入っていかねばならんのだ

Tくんが声を出した

「やっぱりやめちゃ~、まじ怖ぇ~じゃん、な、な、やめよう~」

そんなTくんの事はもちろん無視しYくんの運転するマークⅡはゆっくりとゆっくりとトンネルへ入っていった

時速10キロ前後だろうか、ゆっくりとゆっくりと進んでいった、トンネルの壁もボコボコしており恐怖心をあおる

トンネルのちょうど真ん中くらいまでまで俺たちは来た

そこで停止してライトを消した

真っ暗、マジ怖ぇ~

さぁサプライズの始まりだ!((笑))

運転手のYくんが提案した

「なぁちょっとだけ車から降りてみようぜ!」

Tくんは反対した

「やだよ~、やめちゃぁ~、無理、早くトンネルから出よう」

みんなで降りれば大丈夫だよ、とTくん以外の全員快諾

それぞれのドアを少しだけ開けて、後部座席真ん中に座っていたOくんがTくんに言う

「早く降りてくれよ、Tが降りなきゃ俺も降りれないじゃん」

俺も運転手のYくんも車から降りて車の横に立っていた、真夏なのに嘘のようにひんやりしている場所だった

いよいよOくんにせかされたTくんが車から降りた

その瞬間、Tくんに続いて降りるはずのOくんがドアを閉めたのだ!

同時に俺もYくんも車に乗り込みマークⅡはTくんを置いて走り出した!!

Tくんは叫び声をあげながら車を追いかけてくる

そんなにスピードは出していなかったとは思うが、、

想像してもらいたい

灯り一つないトンネルの中で、車のテールランプに照らされ真っ赤に染まった豹変した男が叫び声をあげながら我々の車を追いかけてくるのだ

しかもビーチサンダルに短パンで!

ヴォ~~~イ!(涙)


ごぉ~~~い!(涙)

YくんのマークⅡはマフラーが変えてあり少しうるさい音がしているにもかかわらず、そんな車のエンジン音はかき消すくらいの叫び声をあげながら

真っ赤に染まった男は俺たちを追いかけてくる

バンッバンッと音がする

赤い男が車に追いつきトランクを叩いているのだ!

 

車内は大騒ぎだ!

「やっべ~、怖ぇ~、逃げろ~逃げろ~!!(笑)」

「おい、怖ぇ~!!車と同じスピードで走ってる~!!(笑)」


豹変した赤い男はあきらめずにずっと俺たちの車を追いかけてくる

車内の恐怖は最高潮に達した

結局俺たちの乗る車はそのままトンネルを抜け天下茶屋の前で停止した

距離にして150mほど、時間にして数秒の出来事であったが

若いころに経験した真っ赤に染まった男に追いかけられた、今でも忘れられないそれはそれは恐ろしい

本当にあった怖い話である


今日も一日に感謝

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