車庫証明の書類作成
今月最後のブログになります
本日は仕事でもあるけどボヤキでもあることを書きます
先にお伝えしていきますがこれはお客様に許可を頂いております
では本題にいきます
今回はブログ題名にもある通り、車を購入する際の車庫証明の申請について書きます
車を所有している方その中でも乗用車を所有している方は皆さん経験していると思うのですが
大体の場合、車を販売する販売店さんの担当が代行したりするので実際の手続きは意外と知らない方も多いのでは?
と思う
あらためて車庫証明とは
車庫証明書は、正式には自動車保管場所証明書といいます。
その名のとおり、自動車の保管場所があることを証明する書類です。
自動車を購入し、ご自身の車として登録する(ナンバーを取得する)際に必要で、新車・中古車どちらでも必要です。
車庫証明書の取得は販売店にお願いできますが、自分で取得することでその費用を節約できます。
なお、お住まいの自治体によっては車庫証明書が不要な場合もあります。
そんな車庫証明にかかわる書類の中で
保管場所の所在図.配置図
というものがある
要するに保管場所の地図と実際にその敷地の中でどこへ停めるのか、といったことを提示する書類である
全て手書きでもわかればいいのだが、所在図記載欄は、ゼンリンなどの住宅地図のコピーでも受付してくれる
ウチの会社での例を挙げてみよう
まず左側の所在地記載欄はゼンリンの地図のコピーを提出
右側の配置図記載欄にはこんな感じで簡単な平面図を書いて提出します

要するにこの敷地内のどの場所に車両を保管しますってことが警察署にわかればいいのです
実際に警察署の公安委員会の担当さんが現地を見に来ます
その際に提出記録と違い、こんな場所にこの大きさの車両は保管できないって判断であった場合は認可が下りないということになります
だから、入り口道路の幅であったり、敷地内入り口の寸法であったりそのような面積を表記することが重要となります
お判りいただけたでしょうか?
保管場所の所在図.配置図とはこんな感じで提出します
そして今回他県から引っ越してきて自家用車を、車庫証明申請したいといったお客様から相談されました
提出書類を揃え、すべて弊社で代行するのかと思いきや、少しでも安くしたいのと時間もあるのでやり方を教えてもらえれば書類作成から警察署への提出、その後の陸運支局への登録も自分でやってみたい、とのことだったので
いいじゃないですか、そんなに難しいことではないので是非やってみてください
ということで今回お渡ししたのがこちらの3種類の書類です

さて真面目な書類説明はこれくらいにして、ここからはボヤキ全開で行きたいと思います!
冒頭から書いている通り保管場所の所在図.配置図で事件が起きました
いや事件と言ったら失礼かもですが、私にとったら今までの30年以上の車屋人生の中で初めての衝撃を受けました

お客様の住所も確認し、所在図に関してはゼンリンの地図で印刷してお渡しします
配置図の地図だけ平面図で書いてきてください
とお願いしお客様は帰宅された
絵はあまり得意じゃないけどねぇ
というお客様に対して
鉛筆で書いてきてもらえれば私がボールペンで正書しますよ
と伝えた
翌日、お客様が書いて持ってきてくれた配置図がこれ

ええええ?
マジ?こういう感じ?
たしかに家を正面から見た平面図
上から見た平面図という説明はしなかったが
こう来たか!!!
この手があったか?
すごい!センスの塊だ!
しかも何か絵が暖かいほっこりする絵だ!

堪えきれず、大笑いする俺に対して
家の前に置く予定なんだよね
全然悪びれる様子もなく、普通に教えてくれたお客様がまた面白すぎて、、、
これこのまま警察署に提出して受付してくれるか?なんて言われるか?どのような反応するか見てみたいから一緒に行ってもいいですか?

なんて聞いてしまった((笑))
極めつけは
俺の絵が下手くそなのがそんなに面白いですか?

って、、、
違います、そこで笑っているわけじゃないです
でもこちらの図の方がわかりやすいですよね?
と謝罪し、わかりました、イメージはつかめましたので私が作成します
といって、お客様に確認してもらったのがこれ

な~んだ、平面図ってこういう意味?って、、、
俺たちは車屋だから当たり前に思っているかもしれないが一般の方からすればこれの方がわかりやすいじゃん、わかればいいじゃん
って感じなんだとある意味勉強にもなった
説明とはやはり難しい、と思わされる出来事でありました
今後の接客説明に今回の経験をまた活かしていきたいと思います
今回ご依頼いただき、ブログ掲載の許可もくれたH様
どうもありがとうございました
今日も一日に感謝
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