2019年も大変お世話になりました。

2019/12/29 鈑金塗装

2019年最後のブログになります。
令和元年12月29日(日)本日大掃除を終了し今年の業務はすべて終了させてもらいました。まぁ明日私が個人的に2台だけ納車があるのですが、、、
本来の予定だと27日(金)までに全ての現場作業を終了し、28.29日と2日間かけて大掃除でした、がとにかく今年の年末は例年以上に慌ただしくバタバタでした。
本来の修理作業から納車が遅れてしまい昨日夕方近くまで現場作業をしそれから掃除に入っている始末です。
 

年末年始やお盆休みなど世間でいうところの大型連休はお客様が出来るだけ自分の車で過ごしたいという希望があるためどうしても現場作業が慌ただしくなります。
ウチのスタッフ達も残業続きで連日頑張ってくれておりました。ブラック企業からスーパーブラック企業へと化しておりました。(笑)
それでも予定としていた年内納車が数台は年をまたいでしまう事となってしまいお客様、取引先にご迷惑をおかけしてしまいました。
今月中旬以降は予約済み以外の修理車は小キズやちょっとした擦り傷などでも来年以降に予約を入れてもらい希望とする納期での引き受けが出来ない状況にありました、フロントとしての私の技量がまだまだ未熟であることを痛感させられた年末でもありました。
しかしながら入庫してくれる車がなく、やることがなくて困ってしまう、といった状況に追い込まれるなどということもなく年間通じて仕事量の確保が出来たことに関してはお客様に感謝の気持ちしかありません。

本当にありがとうございました。


自動車鈑金塗装工場で掃除に一番手間がかかるのは塗装ブースだと思います。
塗装ブースも色々な種類がありますが弊社で使っている塗装ブースはイタリア製のSAIMA というブースを使っています。上下圧送式プッシュプル型塗装ブースといって外からの吸入空気をフィルターを通じ室内に天井から圧送しその空気は床側に圧送吸引し2種類のフィルターを通じてまた外に専用ダクトを通し放出します、塗装作業をするときは専用のスプレーガンでの吹付はかなりのミストが発生し綺麗な塗膜を形成する上でそのミストを循環よく床側に吸引してもらう必要があります。

吹き付け作業終了後はボイラーにてブース内を加熱し塗膜の乾燥、硬化を促進します

自動車塗装をするうえでかなり重宝し塗装品質維持にだけではなくペインターの労働環境においても弊社にとっては必需品です。
しかしその塗装ブースの性能を発揮するには年に数回はこのように床や天井を取外し、清掃、新しいフィルターに交換というメンテナンスやセッティング作業をしなければなりません。
特に年末の大掃除では恒例の作業でであり、こちらの塗装ブースの清掃だけでも丸1日かかります。

今回塗装ブースの話をしましたが我々自動車鈑金塗装業者が使用する機器等はとても高価なものが多く、新型車が新技術や新塗膜規格などを搭載してきた場合にはそれに伴い設備投資、新材料などもそろえていかなければなりません。

毎年のように設備や材料を追いかけているような気がします。
 

来年2020年には我々自動車業界にとって大きな法律が施行されます。
特定整備認証制度というのがはじまります。
特定整備とは
自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ(AEB))
レーンキープアシスト(LKA)
アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)
横滑り防止装置(ESC)
ふらつき警報、
など駐車支援システム等の運転支援技術が数多く実用化されており、要するに今までの車にはなかった自動運転装置の整備や修理をさせてもらうにあたり新しい資格認証を取得しなければなりません。
車のここまでの劇的進化が60年や100年に一度などと言われております。
すでに準備はしておりますが、弊社もこの進化に追いついていけるよう2020年から気持ち新たに頑張っていきます。
この特定整備認証に関してはお客様自身のカーライフにも大きくかかわってくることになると思いますのでまた機会を見てブログに書かせてもらいたいと思います。

年末年始は12/30(月)~1/5(日)までを冬期休暇とさせていただきます。
ご迷惑おかけする場合もあるかと思いますがどうぞよろしくお願いします。

2019年はトータルカーサービスKaZuスタッフ一同大変皆様にお世話になりました。
2020年オリンピックイヤーもどうぞよろしくお願いします。
皆様よい年をお迎えください。

2019年に感謝
 

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