メルセデスベンツ CLA180の修理
さて新年度1発目のブログになりますので鈑金塗装屋らしく修理のブログから始めたいと思います
改めまして今年度もトータルカーサービスKaZuスタッフ共々どうぞよろしくお願いします
今回はメルセデスベンツCLA180の修理について書きます
ベンツの中では小型の部類に入りますがおしゃれなボディラインに高級装備が装着されている人気の車種です
カラーナンバーはベンツで人気のグレーメタリックである787
シブイ色だぜ!
まずは損傷確認から
駐車場にて停止中に右隣に止まっていた車が発進時にベンツのフ右フロントを巻き込みながら付けてしまった損傷です
真横から見るとこんな感じ
右フロントバンパーが広く損傷しています
フェンダーとの隙間も少し開いております
右ヘッドライト
今回、こちらのバンパーもヘッドライトも交換ではなく修理させてもらいました
こちらのベンツのオーナーさんである素敵なマダム様にご納得いただき
ちゃんときれいに直れば修理方法はお任せします
と言っていただきました
普通は自分の車止まっている状態にぶつけられたら
全部新品に変えてくれ!
なんて方が多いのですが、なんと優しい方なのでしょう
年間トータルしてたまぁ~に現れてくれる 神 級のお客様であります
しかも、保険で直すからと言って無理に高い修理する必要ないでしょう、ちゃんと直ればいいよぉ~
なんて言っていただき、、、
おぉ~!この人の懐すげぇ~俺ももしベンツにぶつけるならこの人のベンツに積極的にぶつけたい!((笑))
こんな人の乗っているベンツだからこそ価値がありますよね
ってことで弊社なりにできる技術は使い新品同様に修理できるよう頑張ってやらせていただきました
まずはボディからフロントバンパーとヘッドライト右を取り外し
バンパーグリルなど、バンパーに取付られている付属品もすべて取り外し傷ついた箇所を修理していきます
左側にも小さな飛び石傷があったためせっかくなので一緒に全体を修理
国産車と違い、ベンツは新品バンパーを取っても色は無い素材色の状態で納品されます、一本すべてきれいに塗るのは一緒です
塗装台に修理したバンパーをセットし、専用塗装ブースにて塗装
そしてヘッドライト
ヘッドライトというのはレンズ表面に特殊なクリアーが塗装されております
(少し年式の経った車でヘッドライトが茶色くなってきたりレンズが曇って見えるのはこのクリアーの劣化が原因です)
過去こんなヘッドライトクリアーの補修に関するブログを書いたことがあります
それがこちら↓
ヘッドライトの経年劣化による曇りや黄ばみが気になりませんか?
今回、レンズ表面のこのクリアーが他車にこすれれたことにより傷が付きました
幸いレンズボディには歪みや深い傷などありませんでした
上の紹介したブログの中にも書かれているように、今回は今現在のレンズ表面のクリアーを削って新たにUVヘッドライトクリアーを塗装させてもらいました
これがUVヘッドライトクリアー塗装前
塗装後
取り外したパーツを組みつけ、ヘッドライトの光軸検査
(ヘッドライトの照らす光の位置調整をします、車検の検査時と同じ検査を行います)
最後はコンピュータ故障診断OBDⅡ測定
色々な電装パーツや先進機能が取り付けられているベンツなだけにフロントバンパーとヘッドライトを取り外しただけで様々なフォルトエラーが発生します
今回の事故とは関係のない箇所でもちょっとしたフォルトエラーが発生しておりました
こちらをこのままで納車すると使えない機能が出てきたり、何よりオーナーさんにとって危険が伴います
弊社のコンピュータ故障診断機AUTELのMaxiSys Proにて全てのエラーを解除、車両の標準時に戻します
と言ってもらい、喜んで乗って帰っていただきました
今回大切な車両を外車ディーラーなどではなく弊社のような街工場へご依頼いただき感謝です
そして今回のブログ掲載、弊社の修理事例などにも掲載を快く承諾していただいた
ベンツオーナーのR様、どうもありがとうございました
今後ともどうぞよろしくお願いします
今日も一日に感謝
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