トヨタ アルファード AGH30の修理
さて久しぶりに鈑金塗装屋さんらしい修理ブログを書きます
今回はトヨタアルファードAGH30型の右リヤ部の損傷について書きます
まずは損傷確認から
車両の右リヤ部をポールに当ててしまったための損傷です
真横から見るとこんな感じ
マスキングテープで矢印で示しているケ所まで歪が発生しています
アップにするとこんな感じ
ポールに押され、右クォーターパネルはわかりやすく言うと座屈して短くなってしまっています
バンパーの取り付け部、テールライトのブラケット部も破損しております
リヤバンパー、コーナーカバーなどは交換します
ここまで座屈損傷がひどいとクォーターパネルの交換をするのが普通かもしれません
が
交換歴を残し事故車にしたくないとのお客様からの希望で板金修理することに
内張を外し、サイレンサーシートも剥がし、引っ張りながら中からも押し出して鈑金していきます
サイレンサーシートも元通りに貼りつけます
その後UVスプレーパテ、UVサフェーサーなど処理を施しここから塗装作業に移行します
専用塗装ブースへ移動し上塗りの塗装です
トヨタのスーパーブラック、対擦り傷高級塗膜のカラー番号は202です
交換パーツなど組付けして外観は完成
(弊社ではお客様に必ずこのように交換したパーツを並べて写真を撮りお渡ししております)
最後に
高級ミニバンであるアルファード、リヤバンパーのバックソナーをはじめ電子機器が取り付けられており
鈑金作業をする際にもバッテリーの電源を取り外しなどしなければなりません
その際たくさんのフォルトエラーが発生するのでコンピュータ故障診断OBDⅡテスターにてエラー解除をします
その後、コンピュータ診断の結果をエビデンスとして発行しお渡します
終了
オーナー様にもきれいに直ったと喜んでいただきました
今回たくさんの鈑金塗装屋さんがある中このような高級ミニバンであるアルファードの修理
を弊社にご依頼いただいたT様、どうもありがとうございました。
今日も一日に感謝
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